2013年10月

お先に失礼しますね。
ってこっそりと、誰かに、言う。
誰かにいってるのか、自分に言ってるのかわからないけど。

過去とか、人とかいろんなものにこっそりいう。
わたしはどこからか旅立ってまたどこかにいく。
今いるところが何か違うなら、お先に失礼しますと席をたてばいいのだ。


そんなこんなで、帰ってきた。
日本です。大阪です。
ホテルに仮住まいです。
わたし、どこにいくんだろ!
わかんないけど、自由なのか、不自由なのかわかんないけど
ここにきました。


関空について、そとにでるとき、足が震えて、心臓がばくばくいって
ここにいていいのか、もどれないけど、これでいいのか
むしろそんな質問何の役にも立たないとか思いつつ
泣いた。

とにかくこわい。こわかった。
なにがおこるのかわからないことというか、
自分が「お先に失礼します」っていっちゃって
ここまで、なんだかきてしまったこと
そんな突然冒険しだした自分自身に戸惑いとか、感動とかもろもろの
感情があわさって、こわかった。

門出はいつも謙虚に。


わたし、すこしだけ先に進みますね。
多分、きっと、自由になれるから。
たくさん愛されたいから。
自分の人生だから。